2022/05/12
本日は「売れているお店の店長」と「売れていないお店の店長」の違いというテーマで話していきたいと思います。
⬇︎⬇︎福島孝志の自己紹介はこちら⬇︎⬇︎
売れるか、売れないか。
これはブランドで決まってると思いますか?
いいえ、基本的に「店長」で決まっています。
店長の能力がないから売れないんです。
店長の能力がないから集客がないんです。
店長の能力がないからリピーターにならないんです。
店長の能力がないから口コミが広がらないんです。
店長の能力がないから利益が出ずにお店が潰れていくんです。
今の時代、今まで通りのやり方をしていて売れますか?って話です。
どんどん時代が変わってきているため、
やり方も少しずつアップデートしていかなければなりません。
毎日時代を変えるようなアイディアなんて作れる訳がないんです。
なので日々勉強して、日々少しずつ変えていくんです。
そして、日々効果検証していくんです。
それが売上に繋がっていきます。
それでは、大手である「スターバックス」はどうでしょう?
どこの県、どこのお店に行っても行列じゃありませんか??
スターバックスはコンセプトがしっかりしているため、ビジネスで勝ってるんです。
スターバックスは味はもちろんですが、特に「空間」で勝負しています。
落ち着く空間、仕事ができる空間、そこに対してお金を払っています。
人は天井の高さだけでも居心地が変わるほど空間を無意識のうちに大事にしています。
天井の高さでクリエイティブが変わる記事
また、音楽。
知っている曲ではなく、JAZを使った居心地の良い音楽を使用。
お店に行った時に知っている曲だと鼻歌とかしませんか?
それではダメなんです。
知っている曲だと人は集中できなくなってしまいますが、居心地の良い知らない曲くらいが一番集中できて、クリエイティブを発揮します。
それが尚更良いと感じています。
正直言うと、「アイスコーヒー」だけで言うならばスターバックスよりもセブンイレブンの方が美味しい です。
更には、ローソンの方が美味しいです。
なので空間が何よりも勝負しているところだと言えます。
私も本当はスターバックスで仕事したいんですが、人が多くて逆にやりづらいのであんまり行かないです。笑
さて、話が変わってしまいました。
ここから本題に入っていきます。
「売れているお店の店長」と「売れていないお店の店長」の違いについて話していきます。
売れない店長その1
①売れない店長はアイディアが枯渇している
アイディアが枯渇しているため、どのように売上をあげたら良いのか分かっていません。
日々改善の繰り返しですが、アイディアがないのでその改善すら出来てないので毎日同じことの繰り返しです。
現状維持は衰退とあるように現状維持したくても成長しなければ日々衰退していきます。
そういう店長がいるお店は自ずと潰れていくでしょう。
しかもそういう店長ほど相談しないですね。
聞かれたらついでに相談するけど、恥ずかしいのかプライドが高いからなのか自分から素直に聞けない人が多いと思いますね。
次に売れる店長を見ていきましょう。
売れる店長その1
❶売れる店長はアイディアが豊富
売れる店長は小さくてもアイディアを持っています。
それは日々お店を営業している中で、問題点を発見しそれに向けて改善しようとしているからです。
PDCAって言葉がありますが、無意識に使っています。
計画→実行→チェック→改善
言われてみれば普通の言葉ですが、これを何度も回転させています。
私が勤めていた会社では、PDCA7回転といってPDCAを7回素早く回すようにと常に言われていました。
1回で上手く行かなくて良い。7回やれば必ず上手くいくと。
それは本当でした。
しかし、売れていない店長は実行からのチェック→改善が出来てない人が多いです。
また改善までやっても1回で終わり。それが共通点でした。
最近では、PDCAに変わってOODAループというのも出てきています。
しかし、OODAは「客観的な情報」という事前に情報を仕入れます。
そして、情報を分析して判断を下します。
PDCAの順番であれば既に実行している部分ですが、OODAでは実行しません。
そして、意思決定という行動を決意します。
最後に「実行・仮説の検証」となるわけです。
また、売れている店長は自分の時間を使って勉強もしている人が多いです。
私が店長やマネージャーの時代は「朝活」といって、毎日朝早く来てカフェで読書をする時間にしていました。
その時は心理学がとても好きでDaiGoさんの本をひたすら読み続けて、接客に取り入れていました。
特に「限りなく黒に近いグレーな心理術」という本は非常に効果的で部下全員に読ませていたほどです。
そのお陰もあり、心理学を非常に学んで営業活動にも効果が出ました。
売れない店長その2
②お客様の声に耳を傾けない
これ、当たり前なんですけど、当たり前にできてないんですよね。
私がお店に行って
って思っていても誰も何も言わないし、
なんなら店長がそういうことをしているお店もあります。
そういうお店が売れると思いますか?
私は売れて欲しくもないと思います。
そんな風に思ってしまう時もたまにあります。
個人店でそんなことしてたら普通にリピートされないですけどね。
少しお客様からご指摘をいただいたりした時に、誠意ある対応をしたりとか、そこからすぐに改善しようとか出来てない店長がいるのは正直残念だと思います。
カスタマーが全て偉い訳ではないですが、お客様あってこその店舗ビジネスであり
ずっとお店を運営し続けられているはずです。
仮に直接そういうことが言われないとしたら、どうしたらいいかは分かりますよね?
自分から声を集めに行くんですよ。
言われない=満足
じゃないんですよ。
「無言のクレーム」ってありますよね?
みんな無言ですよ無言。
美容室に行って下手な髪型にされて文句言って帰ります?
これでみんな終わってますよね?そういうことです。
なので次も来店してもらえるような体制づくりにするために声を集めるべきです。
集めていけば必ず改善点は何個も見つかります。
売れる店長その2
❷売れている店長は些細な一言を見逃さない
些細な一言というと難しい表現ですが、クレームまでは言われなくてもちょっと相談やちょっとした声ってあがりますよね?
これを無視するかどうかってことです。
全部が全部聞く必要はありませんが、聞いて損はないですよね?
私が居た携帯電話販売代理店の場合、来店してもすぐには案内されないんですよ。
だいたい来店して受け付けして席に案内するまで少なくても数分掛かります。
こちらがお客様がソファで待っているイメージです。
これは仕方ないにしても、ここで受付したからといってそのままお客様を放置しているお店って多くないでしょうか?
5分ならいいです。もし少し時間が推して10分になるとしましょう。
だいたいのお店は10分後に案内します。
これが普通かもしれませんが、売れている店長であれば、5分後に1度お客様の席へ向かって謝罪してあと5分で案内できることを伝えます。
ちなみに私は伝えていました。
別に怒ってないとしても、「あれ、5分じゃなかった?」
そう思いますよね。私も思うんで。
満足度を上げるならばたった一言あるかないか。
それだけで満足度はグッと上がります。
「自分目線」ではなく「相手目線」
この気持ちがお客様に伝わります。
売れない店長その3
③売れてない店長は出勤しただけで仕事していると勘違い
出勤をしても結果が出なければ仕事をしていないのと同じです。
「自分株式会社」の意識が全然ありません。
「自分の会社だとしたらそのような仕事をするのか?」
と考えているかどうかです。
大手はあるあるだと思いますが、正直自分のお店の売上が少し減ったくらいでは会社は潰れません。
私は当時、私の部下に
そういう風に考えれている人と考えられていない人の違いは大きいです。
「識学」の観点からすると「視座を上げる」ことになるので良くありませんが
という気持ちがこういう視座を高めることになると私は思っています。
ちゃんと出来てない人に限って簡単に愚痴を言います。
できる人って愚痴を言う暇はないんです。
もし、今自分が愚痴を言っているとしたら、まだ本気じゃない証拠。
本気であれば愚痴を言う時間なんてムダ。
売れる店長その3
❸今日何をするのかを考えて行動している
逆に売上を出し続けられている店長は出勤しただけで仕事しているなんて思っていません。
今日、自分がいる意味を考えています。
そしてその日の売上を見て明日のことを考えます。
同じ動きでいいのかどうか、アプローチ方法を変えるべきなのかどうか。
日々PDCAなんですよ結局。
それが出来ないようだと何も成長しないし、何も結果は出ません。
プロとはそういうものです。
いかがでしたか?
当たり前のことができていないお店が多い現状です。
よくそれで生きていけてるなって思うほど。。
少しサービスを見直すだけで売上は劇的に変わります。
仕組みを変えるのも大事ですが、人として良い人間になるために、人間力を高めるために行動を変えてみると良いです。
家族だと思って、大好きな人だと思ってお客様と接すると良いでしょう。
私もお客様側としてお店に行くことが非常に多いのでそういう人がたくさんいると幸せを感じます。