2022/04/29
今回は「店舗運営で生き残っていくためには「現場力」が重要」
⬇︎⬇︎福島孝志の自己紹介はこちら⬇︎⬇︎
人の購買というのは、店舗からオンラインにどんどん流れていくと思います。
しかし、それでも店舗ビジネスはとても重要です。
どんなにオンラインが普及している時代であっても、どこに行ってもお店はたくさんございます。
コンビニエンスストア、飲食店、居酒屋、服屋、スーツ屋、美容室、スポーツジム、ホームセンターなどたくさんのお店がございますよね。
洋服を買うにしてもオンラインだとサイズ感が分からないことが多いですよね。
私も同様で、オンラインだとブランドによってサイズ感が変わるので正直一度もネットでは買ったことがありません。
以前、ZOZOスーツというのが流行し、私も応募して手に入れましたが結局着ずにどこかに行ってしまいました笑。。
今の時代、ネットで調べてある程度内容が分かった状態で来店されることがほとんどだと思います。
私も何か購入したい時はネットで調べて価格帯を把握した状態で行っているので、アンカリングされた状態なんです。
アンカリングされているので店頭で商品を見た時に「高い!」と思うところからスタートする訳です。
先日、ドライヤーが壊れたので家電量販店に行った時のこと。
事前に何が欲しいかは決まっているので事前に価格.comなどで基準値を確認しました。
来店してドライヤーの金額を見ると「高い!」と感じました。
即座に店員さんを呼び、価格.comの価格を伝えました。
一連の流れがこちらです。
こちらだとお値引きが出来ないようです。
分かりました。
結局合わせることは出来なかったので少しでも合わせてもらえるところで購入しました。
※本当はネットで買いたかったですが、壊れたので仕方なく。
というように、消費者はネットで調べて店頭で価格帯を実際に見たり、
お試しをしたりして把握して一番安いところ、もしくはネットで買うんです。
ネットで購入するならお店を構える必要ありますか?
って話になりますよね。
これを当たり前と言ってしまえばそれで終わりです。
しかし、そうではなく現場力を高めることでお店にファンが付くことで
「価格ではなく価値で購入してくれるようになるのです。
私が携帯ショップの代理店で勤めていた時のこと。
携帯ショップは家電量販店よりも割引をすることが出来ません。
※正確には出来ないというよりもお店が赤字になってしまいます。
家電量販店が割引+ポイントを付けて数万円の価格で勝負してきていました。
これは以前も今も同様です。
何が言いたいかというと、これは「価格」で購入されただけであり
「価値」で購入された訳ではないということです。
正直、ショップの方が不利で比較検討されたことも何度もありました。
この時に私がお客様にお伝えしたことは
「そこのお店には私はいません」
どういうこと?ってなると思いますが、
「私から買ってください」ということです。
そのくらい「扱っている商品、私の接客に自信」がありました。
家電量販店は初期設定もデータ移行もしません。
携帯電話を買ったらそこで関係性は終わりです。
もし、初期設定やデータ移行をする場合は10,000円くらい取ってました。
お客様は価格で買った場合、次回も価格でしか買いません。
割引をすることで「安いお客様を教育」しているんです。
「価値で教育」する必要があります。
そのため、安易な値引きをしないことを私は実施していました。
値引きしなければ未来のお客様に繋がるし、お店・会社としては利益も残ります。
そのためには「現場力」を高めないと「薄利多売をするお店」が出来上がります。
店長が最前線で現場を見てPDCAを高めていくことが何より大切です。
安売りではなく、価値を高めて買っていただきましょう!
もし、店舗運営においてお悩みがあれば
是非弊社にお問合せください。無料相談承っております。